“裏切りの天才MF”ゲッツェ、26億円でのドルトムント復帰へ加速 トットナムは獲得見送りへ

バイエルンで不遇のゲッツェ 3年ぶりの古巣帰還の可能性が高まったと英紙報じる

 バイエルン・ミュンヘンのドイツ代表FWマリオ・ゲッツェが、移籍交渉中だった昨季プレミアリーグ3位のトットナムに断りを入れ、2013年夏まで所属したドルトムントに2000万ポンド(約26億円)の移籍金で復帰する可能性が浮上している。英地元紙「デイリー・ミラー」が、「ボルシア・ドルトムントが2000万ポンドのスターと再契約に動き、トットナムはマリオ・ゲッツェ獲得を見送りへ」と特集している。

 バイエルンの新監督カルロ・アンチェロッティ氏から5月の段階で構想外を伝えられたが、その後ゲッツェ本人はバイエルン残留を主張。ドイツ王者でのポジション争いを選択したことを明言していた。

 欧州選手権でもドイツ代表の一員としてプレーしたが、準決勝でフランスに敗れたチームのなかで定位置を奪えず、その評価を高めることはできなかった。記事では「バイエルンはゲッツェ放出の姿勢を崩さずに、ゲッツェも自分の運命を受け入れ、移籍の準備を進めている」と報じられている。

 そうしたなかで昨季プレミアリーグ優勝争いを展開しながらも、終盤に失速したトットナムのマウリシオ・ポチェッティーノ監督が中盤のクリエイティブなタレントとしてゲッツェに注目。交渉を続けていたものの、事態は2013年夏まで所属した古巣への復帰に推移しているという。

 

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