なでしこジャパン、韓国戦の開始1分に電光石火の先制弾 1点リードで後半へ

先制ゴールを決めたFW植木理子【写真:AP】s】
先制ゴールを決めたFW植木理子【写真:AP】s】

植木理子が開始早々にGKとの1対1を制して先制ゴール

 なでしこジャパン(日本女子代表)は1月27日、女子ワールドカップ予選を兼ねたAFC女子アジアカップのグループステージ第3節で、韓国女子代表と対戦。すでに両チームとも、2連勝で決勝ラウンド進出を決めているなか、なでしこジャパンは引き分けでもグループCの1位通過が決まる。

 日本は前節のベトナム戦から7選手を入れ替えて日韓戦に臨むと、開始1分も経たずに先制点を挙げる。ボールを巧みにコントロールして最終ラインの裏を取ったFW植木理子が、冷静にGKとの1対1を制して先制ゴールを決めた。

 早い時間帯で優位に立った日本は、前半14分にもチャンスを作る。相手の守備ブロックの間でボールを受けたMF長谷川唯が、巧みなボールコントロールで寄せてくるDFをかわしてシュートを放ったが、これはGKに抑えられた。

 最終ライン5枚、中盤4枚が引いて守る韓国に対し、日本はボールを圧倒的に保持して攻め込む。前半27分にはコーナーキック(CK)の流れからDF熊谷紗希が流したボールに長谷川が反応してシュートを放ったが、ゴール前に戻ったDFにはじき返された。

 前半45分を通じて日本は、韓国にほとんどチャンスらしいチャンスを作らせず、1-0のまま前半を終えて、C組1位通過に近づいている。

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