ムバッペが「世界最高の右SB」と脱帽 モロッコ代表ハキミの超絶FK弾へ絶賛ツイート

決勝ゴールを決めたモロッコ代表DFアクラフ・ハキミ【写真:Getty Images】
決勝ゴールを決めたモロッコ代表DFアクラフ・ハキミ【写真:Getty Images】

アフリカネーションズカップ・ラウンド16のマラウイ戦で決勝FK弾マーク

 モロッコ代表は1月25日に行われたアフリカネーションズカップのラウンド16で、マラウイ代表に2-1で勝利した。決勝ゴールを決めたDFアクラフ・ハキミについて、パリ・サンジェルマン(PSG)のチームメイトであるフランス代表FWキリアン・ムバッペも、自身のSNSを通じて称賛している。

 前半7分にマラウイに先制点を許したモロッコだったが、前半のアディショナルタイムに同点に追いつく。そして1-1で迎えた後半35分、ハキミに見せ場がやってきた。距離のある位置からのFKだったが、ハキミは迷うことなく右足を振り抜くと、強烈なシュートをゴール隅に決め、チームを勝利に導いた。

 ハキミはグループステージ第3節のガボン戦(2-2)でも直接FKを決めており、2試合連続のFK弾となった。今季から所属しているPSGでも、公式戦25試合に出場して3得点3アシストを記録しているハキミに対し、ムバッペは「アクラフ・ハキミ。世界最高の右サイドバック(SB)」と称え、「みんな、おやすみなさい」と、就寝前に綴ったようだ。

 ハキミは、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ブラジル代表FWネイマールら、世界的なスター選手がそろうPSGでは、セットプレーを蹴る機会が与えられていない。試合後、米スポーツ専門局「ESPN」に対して「パリでは、FKを蹴れる選手がたくさんいるからね。メッシ、ネイマール、ムバッペがいるんだ。パリに戻ったら、彼らに(FKを蹴っていいか)聞いてみるよ。ただ、難しいと思うよ。今は代表チームのことに集中している。それが終わったら、パリでどうなるか、見てみよう」と、コメントしている。

 ハキミの活躍でベスト8進出を果たしたモロッコ。準々決勝(現地時間1月30日)では、3試合連続のFK弾が決まるかも注目だ。

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