セルティック、ポステコグルー監督経由の“日本パイプ”に英注目 「ほぼノーギャラで最高の選手たちを連れてきている」

前田、旗手、井手口が古橋に続いてブレイクすれば英クラブからオファー殺到か

 また、レポートではさらに日本人3選手を獲得したことについて「この新トリオには約350万ポンド(4億9000万円)の費用がかかっている。これは(プレミアリーグなら)絶対的に小遣いレベルだ」としている。そのうえで、「セルティックはスコットランドの基準では大金持ちだが、プレミアリーグの基準ではゼロに等しいレベルだ。だから、掘り出し物を見つけて育成し、高額で売却することが彼らのビジネスモデルの一部になっている」とした。

 現在、プレミアリーグには日本代表DF冨安健洋がアーセナル、日本代表MF南野拓実がリバプールでプレーしているが、いずれも欧州でキャリアを積んでからの移籍という共通点がある。それだけに「この3人の新人が、古橋亨梧のようにセルティックでインパクトを残せば怖くて自分では手を出せないイングランドのクラブからオファーが殺到することだろう」として、トライアルとしての意義も大きいとした。

 かつて元日本代表MF中村俊輔(現・横浜FC)が所属してUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でマンチェスター・ユナイテッドから伝説的なフリーキックを決め、リーグ優勝に導いたことからも日本人選手に対して好意的という見方もあるセルティックだが、ポステコグルー監督の就任によって新たに日本人選手が欧州でのキャリアをスタートする場所としての存在感を大きくすることになりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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