ドルトムントが弱体化する中盤の補強に本腰 バルサで不遇のトルコ代表主将の獲得案が浮上

バルセロナMFアルダ獲得に関心を示す

 主力流出が相次ぐドルトムントに、バルセロナのトルコ代表MFアルダ・トゥラン獲得の可能性が浮上している。ドイツメディア「フォークス・オンライン」が報じている。

 昨季ブンデスリーガ2位、DFBポカール準優勝と王者バイエルン・ミュンヘンの後塵を拝したドルトムント。そのバイエルンにドイツ代表DFマッツ・フンメルスを引き抜かれたほか、ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンがマンチェスター・シティへ、アルメニア代表MFヘンリク・ムヒタリアンがマンチェスター・ユナイテッドへそれぞれ移籍した。U-21フランス代表FWウスマン・デンベレなど、若手を中心にすでに6選手の獲得を発表しているが、放出した主力メンバーに代わる即戦力の補強を進めようとしている。

 そこで新たに浮上したターゲットが、トルコ代表の主将アルダだ。ドルトムントは昨季アトレチコ・マドリードから移籍金3400万ユーロ(約38億円)でバルセロナへ移籍したアタッカーに関心を示している。

 バルセロナがFIFAから補強禁止処分を下されていた影響で、半年間は試合出場資格がなく、デビューが1月にずれ込んだこともあったが昨季はリーグ戦18試合2得点。UEFAチャンピオンズリーグはすべて途中出場で3試合0得点に終わったこともあり、アルダには高額な移籍金に見合う実力がないのでは、との批判も出ている。そして今夏バルサには、バレンシアのポルトガル代表MFアンドレ・ゴメス獲得が浮上するなど中盤の補強が噂されており、来季のアルダの立場が不透明な状況となっている。

 

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