南野所属のリバプール、コロナ陽性者続出で練習場の一時閉鎖を発表 「急速な増加に伴い」急きょ決定
アーセナルとのリーグカップ準決勝の延期を要請
日本代表MF南野拓実が所属するイングランド1部リバプールは、現在、選手やチームスタッフに新型コロナウイルスの集団感染が起きている。アーセナルとのリーグカップ準決勝の第1戦を翌日に控える1月5日、クラブはトップチームの練習場である「アクサ・トレーニングセンター」の一時的閉鎖を公式サイトで発表した。
リバプールは2日に行われたリーグ戦のチェルシー戦(2-2)に、ユルゲン・クロップ監督、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ、ブラジル代表GKアリソンらが、新型コロナウイルス陽性と診断され、隔離措置が取られた。さらにクラブは5日、クロップ監督に代わってチェルシー戦で指揮を執ったヘッドコーチのペップ・リンダース氏にも陽性反応が出たことを声明で発表している。
4日の練習を中止にしたリバプールは、リーグカップを主宰するイングリッシュ・フットボール・リーグ(EFL)に準決勝第1戦の延期を要請。現時点でEFLから試合延期の発表はないが、リバプールは集団感染の深刻化に伴い、「アクサ・トレーニングセンター」を一時的に閉鎖することを表明した。
クラブは公式サイトで「リバプールフットボールクラブは、新型コロナウイルスの陽性の疑いがある症例の急速な増加に伴い、ファーストチームの練習施設であるアクサ・トレーニングセンターを一時的に閉鎖することを発表する」と発表。「この判断は、関連する保健所との協議の末、決定された」と説明され、施設の再開日は改めて発表されるという。
EFLは、エミレーツスタジアムで開催が予定されているリーグカップ準決勝第1戦の延期を発表していないが、練習場の閉鎖が決定しているリバプールが準備をすることは不可能な状況になっている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)