坂元達裕、ベルギー1部オーステンデ移籍は買い取りオプション付き 「切り返し王」と現地称賛

C大阪からオーステンデへ移籍のMF坂元達裕【写真:Getty Images】
C大阪からオーステンデへ移籍のMF坂元達裕【写真:Getty Images】

1月5日、C大阪からベルギー1部KVオーステンデに期限付き移籍

 セレッソ大阪は1月5日に、日本代表歴を持つMF坂元達裕がベルギー1部KVオーステンデに期限付き移籍することでクラブ間の基本合意に達したことを発表した。ベルギーメディア「voetbalprimeur」では、その契約に買い取りオプションがあると報じている。

 前橋育英高から東洋大へ進学した坂元は、2019年にJ2モンテディオ山形に加入。リーグ戦全42試合に出場して7ゴールを挙げ、C大阪へのステップアップ移籍を勝ち取った。

 C大阪移籍後も、持ち前のドリブルを武器に、20年、21年とJ1リーグでそれぞれ33試合に出場。昨年6月には日本代表デビューも飾っている。

 25歳のアタッカーは今回、ベルギー1部オーステンデへの期限付き移籍で合意。レンタル期間は22年6月30日までで、現地でのメディカルチェックなどを経て、正式契約が結ばれる予定だという。

 記事では「坂本は今日、ベルギーに降り立った。その後、オーステンデがメディカルチェックを行う予定だが、オーステンデ5日に正式に獲得選手として紹介したため、複雑な事情はないと思われる」と、契約に問題はないとの見通しをレポートした。

 そのうえで坂元について「当初、オーステンデはセレッソ大阪から坂元をレンタルする予定だが、この創造的なMFがディアス・アレーナで納得のいくプレーができれば、オーステンデは坂元を完全移籍で獲得する可能性が出てくる。購入オプションが付いている」として、買い取りオプション付きの期限付き移籍になっていると報じた。

 現地の記事では、坂元の「切り返し王」というタイトルのプレー動画も紹介している。キレキレのキックフェイントからの突破を見せつけ、まずは欧州でのキャリアのスタートとして買い取りオプションの行使と、その後のステップアップを狙っていきたいところだ。

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