「キャプ翼の実写版」 高校サッカー選手権・決勝で爆誕…”異次元トリックFK”へ海外衝撃

第94回大会決勝でトリックFK弾を決めた東福岡MF中村健人【写真:Getty Images】
第94回大会決勝でトリックFK弾を決めた東福岡MF中村健人【写真:Getty Images】

第94回大会の決勝、東福岡のトリッキーな珍FKへ海外再脚光

 第100回高校サッカー選手権は、1月4日に準々決勝を迎える。今大会ではトリッキーな珍FKやロングPKが海外メディアで話題となったなか、ブラジルメディアは第94回大会で生まれたトリックFKへ再脚光を当てている。

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 数々の名勝負が繰り広げられてきた高校サッカー選手権では、ユニークな戦法を用いたプレーが度々話題に。今大会では高川学園(山口)の“5人手つなぎ珍FK”、流通経済大柏DFによる“超ロング珍PK”が脚光を浴びている。

 そんななか、ブラジルメディア「UOLエスポルチ」は第94回大会の決勝・東福岡(福岡)対國學院久我山(東京A)で生まれたトリックFKへ再脚光。東福岡が5-0で勝利し、17年ぶりの選手権優勝と夏のインターハイと合わせた高校2冠を達成したこの試合の後半2分、観る者の度肝を抜くトリックFKが生まれた。

 ゴール正面やや右サイド約20メートルの距離で直接FKのチャンスを得た東福岡は、MF中村健人がキッカーを担当。ボールのポイントの前には赤いユニフォームの3選手が肩を組んで立ち、歩幅を合わせて下がっていく。すると、4歩目を踏んだ瞬間に相手の壁の前にいた味方3選手を含めた計6人が一斉に身を屈める。同時に中村が右足を一閃すると、シュートがゴール左隅へと突き刺さった。

 一連のシーンが収められた動画が公式インスタグラムでアップされると、海外ファンからは「異次元だ」「サッカーアニメの見過ぎ」「キャプテン翼の実写版」「日本人はサッカーに革命を起こす」といった驚きの声が殺到。特大なインパクトを放った6大会前のトリックFKへ熱視線が注がれていた。

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