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「別れの前触れ?」 鈴木優磨、年内最終戦後の“長い抱擁”にベルギー紙注目 コーチは残留希望
今季2点目を挙げたオイペン戦後、デニス・シュミットコーチが残留希望のコメント
ベルギー1部シント=トロイデンのFW鈴木優磨は、現地時間12月27日に行われたリーグ第21節オイペン戦で今季2ゴール目を挙げ、2-0の勝利に貢献した。年内ラストゲームを白星で飾ったなか、冬の移籍市場を前に、アシスタントコーチが鈴木の残留を希望するコメントを発した。ベルギー紙「Voetbal Belgie」が伝えている。
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鈴木は2019年夏、鹿島アントラーズからシント=トロイデンに移籍。加入1年目に24試合で7ゴールを挙げると、昨季は34試合で17ゴールと大きく成績を伸ばし、存在感を示した。
シント=トロイデンとの契約が2年残るなかで、次のステップとしてセリエA移籍を望み、クラブ・ブルージュ、アンデルレヒト、フェネルバフチェからのオファーを拒否して機会を伺っていたとされるが、結局市場の閉幕までに交渉がまとまることはなかった。
鈴木は自らの態度の非を認めてチームに謝罪し、9月の国際Aマッチウィーク中に行なわれたドイツ2部デュッセルドルフ、ベルギー2部ウェステルローとの練習試合に途中出場し、リーグ第7節ベールスホット戦(1-0)から戦列に戻っている。
12月27日のオイペン戦では、1-0で迎えた後半36分に鈴木がセットプレーからヘディングで今季2ゴール目を決め、21年ラストゲームを白星で飾った。そのなかで、記事では、鈴木がオイペン戦後、チームメイトからスタッフまで、みんなとハグするのに時間をかけていたことに触れながら「STVVとの別れの前触れか?」と推察しする一方、デニス・シュミット・アシスタントコーチのコメントを紹介している。
「ユウマ・スズキはベルギーでベストストライカーの1人だ。私は移籍に関しては携わっていないので、クラブのマネジメントに聞いてくれ。ただ、私はスタッフとして、彼の残留を望んでいる」
鈴木はシント=トロイデンとの契約が23年6月まで残っているが、今冬の移籍市場やシーズン終了後に動きはあるのだろうか。