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長谷部誠がフランクフルトと契約延長の見込みと現地報道 ブンデス外国籍選手の歴代3位の記録にも注目
ナウド、アルティントップらを抜き、今季中にも歴代3位の試合出場数を射程圏内
ドイツ1部フランクフルトに所属する元日本代表MF長谷部誠は、来年1月18日には38歳となる。今も中心選手であるベテランに対し、クラブは契約延長をオファーする見込みのようだ。2008年からドイツでプレーする長谷部のある記録に、ドイツの移籍情報専門サイト「transfermarkt」が着目した。
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今季序盤戦はベンチに置かれることも多かった長谷部だが、時間の経過とともに3バックの中央で先発に返り咲き、ここまで公式戦15試合に出場している。11月の時点でドイツ紙「ビルト」は「クラブは彼の契約を延長することに関心がない」と報じ、今季限りでの退団の可能性を示唆していたが、その状況も一変したようだ。
12月24日付けの「ビルト」紙によると、フランクフルトのスポーツダイレクターであるマルクス・クレシェ氏は、「マコトはクラブにいる全選手にとってお手本だ。ピッチ上で勢いのある若手を落ち着いて統率する姿からも、チームにとって彼の存在がどれだけ重要であるか分かるだろう」と、長谷部を評価。そして、今季限りで満了する契約がさらに1シーズン延長される見込みであるという。
この報道を受け、「transfermarkt」は長谷部のドイツ1部リーグでの出場試合数に注目。2008年にドイツへ渡り、ヴォルフスブルクに加入した長谷部は、その後、ニュルンベルクを経て、2014年にフランクフルトに加入した。ドイツ13年目を迎え、12月18日のブンデスリーガ第17節マインツ戦(1-0)でフランクフルト加入後、通算200試合出場を果たすとともに、ドイツ1部リーグの出場試合数を349まで伸ばしている。
この349試合という記録は、ドイツ1部リーグでプレーした外国籍選手のなかで6番目に多い数字。また、通算4位タイとなっている元トルコ代表MFハリル・アルティントップ、元ジョージア代表MFレバン・コビアシビリの記録が351試合のため、今季中に更新が可能であると指摘している。さらに、3位の元ブラジル代表DFナウドの記録も358試合で、このペースでいけば、長谷部は今季中に外国人選手として歴代3位の出場試合数に到達することになる。
ちなみに、長谷部の前を走るのは、2位が現在もバイエルンのエースとして活躍するポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキの367試合、断トツの490試合でトップに立つのが、20年に現役を引退した元ペルー代表FWクラウディオ・ピサーロ氏となっている。
フランクフルトとの契約延長が間近と報じられる長谷部だが、この記録をどこまで伸ばすことができるかも注目だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)