セルティック古橋、パフォーマンスへ不満吐露 「もっと助けたい」…今季のノルマは?

セルティックの日本代表FW古橋亨梧【写真:Getty Images】
セルティックの日本代表FW古橋亨梧【写真:Getty Images】

クラブの公式チャンネルに登場、「最低でも20得点を挙げたい」と公言

 今夏、セルティックに加入した日本代表FW古橋亨梧は、公式戦24試合で14得点5アシストという結果を出している。早くもゴールを量産している古橋だが、現状には満足していないようだ。英紙「デイリー・レコルド」が報じている。

 2021年が終わる前に14得点を挙げる活躍を見せている古橋は、現地でも大きな注目を集めている。クラブの公式チャンネル「セルティックTV」で古橋は、「まずはチームとしてリーグ優勝を果たしたい。個人的には、最低でも20得点を挙げたい。僕は多くのチャンスを逃している。チームを助けるために、多くのゴールを挙げたい」と、得点への強い意欲を語った。

 さらに、古橋は守備でもチーム内外で評価されているが、「守備面でももっとアグレッシブになり、後ろの選手たちを助けたい。チームにとって、守備はとても重要だ。FWとしては、最前線で相手を追いかけ、最終ラインのチームメイトの不安を軽くしたい。それは僕のプレースタイルの一部であり、チームコンセプトの核となる部分でもある」と、チームの戦い方が、自身のスタイルと合致していると語った。

 セルティックのファンに受け入れられている古橋だが、「まだ自分のプレーには満足できていない。もっと良いプレーがしたいし、より多くの喜びをファンに与えるために貢献したい。僕はグラスゴーが好きだし、とても過ごしやすいと感じている。今では『第2の故郷』と言えると思う」と語っている。

 まだ英語を勉強中という古橋だが、チームメイトたちに日本語も教えているという。

「会話は、より難しいチャレンジだ。でも、僕の聞く技術は改善しているよ」「日本語について言うと、僕は簡単な単語、『おはよう』や『元気?』といった言葉を教えているんだ。すべては、そこから始まったんだ」と、チームに溶け込めている要因を語った。

 現在、負傷により離脱中の古橋だが、復帰後に自身が掲げた目標に到達できるか注目だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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