“南野シフト”で4-2-3-1システム採用? リバプール専門メディアが「1月の救世主」に指名
サラーとマネが代表活動で抜ける穴を南野とオリギでカバーか
イングランド1部リバプールに所属する日本代表MF南野拓実が、専門メディア「リバプール・コム」で「1月の救世主」に指名されている。
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南野は現地時間12月7日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ最終節ACミラン戦で、インサイドハーフとして出場。そのプレーに対する評価は賛否両論あったものの、ほぼフル出場と言えるプレータイムを得た。
リバプールは来年1月、アフリカ・ネーションズカップが開催されるためにエジプト代表FWモハメド・サラーやセネガル代表FWサディオ・マネといった主力がチームを離れる。その時期について、南野はベルギー代表FWディボック・オリギとともに「このデュオは、頭痛の種を解消する可能性がある」と指名された。
「昨夏に4人体制となったリバプールの破壊力抜群なFW3人組のバックアップを務める南野は、おそらくレッズの中でも最も難しい仕事の1つをしてる。今シーズンの南野は、さまざまなポジションで与えられたチャンスを掴んでいる。クロップ監督は、この元ザルツブルクの選手について尋ねられると、その多才さと知性を最大の強みとして挙げることが多く、先月のアーセナル戦で今季のプレミアリーグ初ゴールを決めた際にもそう答えていた」
そのうえで、「南野の多才さに加え、オリギの最近のゴールシーンを見ると、クロップ監督は1月中に4-2-3-1を使うという選択肢を提示するかもしれない」と指摘。ドルトムント時代に日本代表MF香川真司(現PAOK)が輝きを放ったクロップ監督の戦術について「クロップがリバプールの初期に試したものであり、最近ではアーセナルとのコミュニティシールドでの敗戦時に南野を左サイドに配置した。その時の南野は、まるで別人のようなプレーを見せ、同点ゴールを決めた」と、システム変更と南野の関連についてレポートしている。
通常であれば、昨季と同様に冬の移籍市場で出場機会の確保を念頭にした動きも視野に入る可能性はあったが、リバプールが公式サイトで期待を明らかにしているように、大きな存在感を発揮するチャンスがすぐそこにあると言えそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)