【Jリーグ去就動向】元日本代表MF稲本潤一が契約満了で退団、名古屋が監督退任&招聘を同日発表

退任となったフィッカデンティ監督と長谷川健太新監督’【写真:Getty Images】
退任となったフィッカデンティ監督と長谷川健太新監督’【写真:Getty Images】

今季ルヴァンカップを獲った名古屋が監督の退任&就任を発表

 J1名古屋グランパスは12月9日、マッシモ・フィッカデンティ監督が今季をもって契約満了となり退任すると発表した一方、今季途中までFC東京を指揮した長谷川健太氏が監督に就任すると発表した。

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 フィッカデンティ監督は2014年にFC東京の監督に就任し、イタリア人としてJクラブを初めて指揮。16年から3シーズンにわたってサガン鳥栖を率い、19年から名古屋監督として采配を振るっていた。20年にはリーグ3位に食い込む躍進を見せた一方、今季にはルヴァンカップで初優勝を飾り、チームに11年ぶりのタイトルをもたらすなど手腕を発揮していた。

 長谷川監督は05年から10年まで清水エスパルス、13年から17年までガンバ大阪を指揮。FC東京では18年から今季途中まで指揮を執っていた。

 クラブを通じて「これからグランパスファミリーの皆さんと共に闘っていけることを非常に心強く、そして楽しみにしています。選手たちと真摯に向き合いながら、熱く気持ちのこもったアグレッシブなチームを創り上げていきたいと思います」とコメントしている。

 また、SC相模原は元日本代表MF稲本潤一との契約が満了となり、来シーズンの契約を結ばないことを発表した。

 現在42歳の稲本は1997年、ガンバ大阪にて17歳6か月でプロキャリアをスタートさせると、01年に強豪アーセナルへ期限付き移籍。その後イングランド国内、トルコ、ドイツ、フランスを渡り歩き、10年にJリーグへ復帰した。川崎フロンターレ、北海道コンサドーレ札幌を経て、19年に相模原へ加入。J1通算225試合19得点、J2通算48試合1得点、J3通算10試合1得点の成績を残している。

 稲本はクラブを通じて「非常に濃い3年間を過ごさせてもらい感謝しかありません!来シーズンからはサガミスタとして応援させてもらいます!本当に3年間ありがとうございました!」コメントしている。

【12月9日発表、その他の主な移籍動向】
■横浜F・マリノス
DF 西山大雅(契約満了→未定)

■松本山雅FC
DF 乾 大知(契約満了→未定)

■栃木SC
DF 池庭諒耶(契約満了→未定)

(FOOTBALL ZONE編集部)



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