リバプール南野、CLミラン戦で万能性発揮も… 最適ポジションは“ミステリー”と英指摘

ミラン戦に出場したMF南野拓実【写真:Getty Images】
ミラン戦に出場したMF南野拓実【写真:Getty Images】

3センターハーフの一角で先発出場、リバプールでの起用法へ改めて現地言及

 イングランド1部リバプールの日本代表FW南野拓実は現地時間12月7日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージ第6節ACミラン戦(2-1)でスタメン出場。3センターハーフの一角で起用されて後半アディショナルタイムに交代するまで93分間攻守に奔走した。センターフォワード、ウイングなどさまざまなポジションでプレーする南野について、現地メディアは「マジカル・ミステリー・ツアーは続く」と伝えている。

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 ミラン戦でのプレーは南野にとって今季11試合目の出場。CLでは2試合連続のスタメン出場となった。この日は攻撃で決定的なプレーを見せることは出来なかったが、チームのために献身的に走った。英地元紙「リバプール・エコー」は「強力なプレス、素晴らしいワークレート、そしていくつかの優れたタッチで自分の役割を果たした」とMFとしての働きを評価した。

 しかし、その一方で「ミランがリードを奪ったコーナーキックの場面ではニアポストでの守備が緩慢だった」とディフェンス面での課題を指摘される結果となった。ミラン戦の後半にはウイングにポジションを移したが、あらためて南野の起用法について次のような指摘がされている。

「南野拓実のマジカル・ミステリー・ツアーはまだ続く。この日本代表は今シーズン、3つのフォワードのポジションを務めてきたが(ミラン戦では)大幅に変更したMFの1人としてプレーした。これは昨シーズンの敵地ブライトン戦であったように彼にとって初めてのことではないが、最も慣れ親しんでいるポジションではない」

 南野はサイド、中央を問わずポリバレントにプレーできるが、その万能さゆえに“最適ポジション”がどこなのかという疑問が現地メディアで浮かび上がっているようだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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