PSGディ・マリア、同僚ムバッペの移籍を覚悟 「クラブを去るなと伝えたい」
ディ・マリアはムバッペのレアル行きを確信「僕たちは契約を更新しろと言いたいが…」
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペは、今シーズン限りで満了を迎えるクラブとの契約を更新していない。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの加入もあり、一部ではPSG残留に傾いているという報道もあったが、チームメイトたちは来夏の移籍を覚悟しているようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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2023年1月からムバッペは、他クラブとの交渉が自由にできるようになる。これまで何度も契約延長のオファーを断られているPSGには、今夏にバルセロナを退団したメッシが加入。さらにムバッペのアイドルである元フランス代表MFジネディーヌ・ジダン氏が、マウリツィオ・ポチェッティーノ監督の後任となるという報道もある。
「マルカ」紙は、「ジダンでも、メッシでも、ムバッペの考えは変えられない」と報じたが、PSGのチームメイトであるアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアも、ムバッペが残留する可能性は低いと感じているようだ。
「キリアンは、人生で自分がどの方向に進みたいか、どこでプレーしたいかを分かっている。僕たちは彼に契約を更新して、クラブを去るなと伝えたい。でも、これは個人の決断なんだ。彼とプレーできる機会を得るというのは、贈り物のようなものだけれどね。相手陣内の深くにボールを蹴れば、得点できる可能性が広がった。とても驚異的だったよ。僕と彼との関係も、すごく良かったし、彼のような選手とプレーできるのは特別なことだ」
PSG内でも、来季以降もムバッペとの共闘を望んでいるのは、ディ・マリアだけではないだろう。圧倒的なスピードを武器にゴールを量産するストライカーは、このままフランスを離れることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)