S・ラモス、待望のPSGデビュー “現役危機”から一転、ファン興奮「ついに」「メッシとの共演熱い」

パリ・サンジェルマンDFセルヒオ・ラモス【写真:AP】
パリ・サンジェルマンDFセルヒオ・ラモス【写真:AP】

11月28日のリーグアン第15節サンテティエンヌ戦でスタメン出場

 昨シーズン限りでレアル・マドリードとの契約が満了となり、パリ・サンジェルマン(PSG)へフリー移籍したスペイン代表DFセルヒオ・ラモスが、11月28日のリーグアン第15節のサンテティエンヌ戦にスタメン出場し、新天地デビューを飾った。

 負傷の影響でデビューが遅れていたラモス。35歳という年齢から現役続行の危機が報じられていたが、得点力にも秀でているDFは現役続行に自信を見せていた。スペイン紙「マルカ」は「僕は自分自身も、自分の取り組みも信じている。僕のことを信頼してくれたクラブに、恩返しをすることに専心しているよ。自分の最高のレベルに戻せることを願っている」と、復帰に向けて意欲を示していたラモスのコメントを紹介している。

 ラモスは、レアルでの最後のシーズンとなった2020-21シーズンから負傷に苦しみ、公式戦21試合出場4得点にとどまり、EURO(欧州選手権)2020の出場も叶わなかった。その後、移籍したPSGではピッチに立てていないどころか、全体練習にも合流できない時期が続いた。それでも、11月24日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のマンチェスター・シティ戦(1-2)で、ようやく初のベンチ入りを果たしていた。

 離脱していた時期について、ラモスは「難しい時間、孤独な瞬間だ。ジムで理学療法士と一緒に過ごし、ひたすらフィジカルトレーニングを行っているよ。こうした時期には、ネガティブなことばかりを考えて、自分を疑ってしまう」と振り返っている。

 このままPSGで出場しないまま、現役を引退するのではないかという報道もあったが、ついにサンテティエンヌ戦で新天地デビューを飾ったラモス。ブラジル代表DFマルキーニョスとCBでコンビを組み、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、フランス代表FWキリアン・ムバッペ、ブラジル代表FWネイマールらとの初共演となり、「ついにデビューだ」「メッシとの共演熱い」「まじで出てる」とファンから興奮の声が続々と上がっている。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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