FW奥川雅也の鮮烈ボレー弾、ブンデス今節ベストゴール選出 狙いどおりの一撃に高評価

ビーレフェルトでプレーするFW奥川雅也【写真:Getty Images】
ビーレフェルトでプレーするFW奥川雅也【写真:Getty Images】

ビーレフェルトFW奥川、ヴォルフスブルク戦で技ありの一撃

 アルミニア・ビーレフェルトのFWの奥川雅也は現地時間11月20日のブンデスリーガ第12節のヴォルフスブルク戦(2-2)で鮮やかな身のこなしからからボレーシュートを叩き込み、2試合連続ゴールをマークした。このゴールは同節のリーグベストゴールに選出された。

 今年1月にオーストリアのザルツブルクから期限付き移籍でビーレフェルトに加入した奥川。今夏に改めて完全移籍加入し、開幕からスタメンの座を掴んでいる第4節のボルシアMG戦(1-3)で今季初ゴールをマークし、ポカール2回戦のマインツ戦(3-2)、第11節のシュツットガルト戦(1-0)でも得点を決めていた。

 ホームでのヴォルフスブルク戦は前半11分に技ありの一撃を決める。MFビマーが右サイドをドリブルで突破し、ペナルティーエリアの手前に達したところで浮き球のパスを前方に送った。スペースに走り込んだ奥川は背後からきたボールをダイレクトボレーでゴール左隅に流し込んだ。このゴールはブンデスリーガ公式YouTubeチャンネルが公開した第12節のトップ5ゴールランキング動画で見事1位に選出された。

 また、奥川はクラブ公式サイトのインタビューでゴールについて「トレーニングで何度も練習していた」と最終ラインの背後のスペースに走り込む形は狙いどおりの一撃だったと振り返っている。そのうえで「パトリックからのボールが素晴らしかった」とDFに囲まれた状況から浮き玉のパスを通した同僚ビマーへ賛辞を送っていた。

 ブンデスリーガ挑戦2年目の奥川。決定力を高めた25歳がビーレフェルトの攻撃を力強く牽引している。

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