“本拠地初ゴール”のリバプール南野を海外メディア称賛 選手採点「7点」の高評価
アーセナル戦の後半31分に途中出場し、ファーストタッチで今季リーグ戦初ゴール
リバプールの日本代表MF南野拓実は現地時間11月20日のプレミアリーグ第12節アーセナル戦の後半31分から途中出場し、1分後に“アーセナルの希望を消し去る”ダメ押しゴールをゲット。4-0での大勝劇のなかで、待望の今季リーグ戦初ゴールとなった。
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試合はリバプールが前半から優位に進め、同39分にセットプレーからFWサディオ・マネがヘディングで先制ゴールを奪った。さらに後半7分にはFWディオゴ・ジョッタ、同28分にはFWモハメド・サラーと3トップ揃い踏みで大量リードを奪った。
そして後半31分にはベンチスタートだった南野がジョッタとの交代でピッチに立ち、アーセナルの日本代表DF冨安健洋との日本人対決が実現。すると、その直後のプレーで南野がゴールを奪う。
マネからサラー、そして右サイドのDFトレント・アレクサンダー=アーノルドへとつないで攻め込むと、最後はグラウンダーのクロスをファーサイドに走り込んだ南野が冨安の目の前でゴールへと押し込んだ。米スポーツ専門放送局「ESPN」は南野が決めたこの電光石火のダメ押し点について「アーセナルの希望を消し去った」と報じた。
今季すでにリーグカップでは2試合で3得点を決めていた南野だが、プレミアリーグではこれが初ゴール。さらに“リバプールの選手として”アンフィールドでの初得点となった。オーストリア1部ザルツブルク時代の2019年10月2日、UEFAチャンピオンズリーグでリバプールを相手に得点を決めていたが、アンフィールドでのゴールはその時以来2年ぶりとなる。
英地元紙「リバプール・エコー」の選手採点で南野はおよそ15分の出場にもかかわらず7点の高得点が付けられた。「ファーストタッチで今季4得点目、そしてアンフィールドでの初ゴールを決めた。リバプールのために決めたアンフィールドでの初ゴールだ」と寸評でも本拠地初ゴールが祝福されている。
プレミアリーグでの出番の少なさから移籍の噂も上がっていた南野だが、限られた時間の中でアピールに成功したといえるだろう。