“闘犬”ガットゥーゾがミラン監督に立候補! 「オレの夢はロッソネリに戻ることだ」

ピサをセリエBに昇格させた指揮官として、“ミラン愛”を語る

 ACミランは3シーズン連続で欧州カップ戦の出場権を失うという暗黒時代の真っ只中にいるが、黄金時代に“闘犬”の異名で愛されたジェンナーロ・ガットゥーゾ氏がミランの監督就任に立候補している。ミランの公式テレビ番組「ミランチャンネル」で語ったもの。

 今季開幕前には所属メンバーが10人しかおらず、存続の危機に立たされたイタリア3部ピサをセリエBに昇格させたガットゥーゾ氏は、ミラン愛を熱く語った。

「オレの夢はロッソネリ(ミランの愛称で赤と黒の意味)に戻ることだ。ミランのユニホームを着て、キャプテンマークを付けるという夢は叶えた。いい監督になれば、ミランの監督になれるはずだ。今、必要なのは計画性と、最も大事なことは発信することだ」

 “闘犬”として愛された男はこう語った。中盤のエースキラーとして代表とミランで大活躍。2006年ドイツ・ワールドカップで優勝を果たし、ミランでは2002-03と06-07シーズンにUEFAチャンピオンズリーグ優勝に貢献している。

 そして黄金期を知る猛者は、ミランの現実に胸を痛めていた。

 

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