バルサ解任のクーマン氏、ジェラード監督が去ったレンジャーズが後任候補で打診か
ファン・ブロンクホルスト監督とともにスコットランド王者の関心を引く
元イングランド代表MFスティーブン・ジェラード氏は、11月11日にイングランド1部アストン・ビラの新監督に就任した。ジェラード監督が指揮を執っていたスコットランド1部レンジャーズは、後任候補にバルセロナを解任された元オランダ代表DFロナルド・クーマン氏をリストアップしているようだ。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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アストン・ビラは、プレミアリーグ第11節サウサンプトン戦に0-1で敗れると、7日にディーン・スミス監督を解任。そして国際Aマッチウィークでリーグが中断となった期間に、新たにジェラード新監督を迎えた。
2018年5月からレンジャーズを率いていたジェラード監督は、2020-21シーズンにはセルティックの10連覇を阻んだ。2連覇を目指した今季もチームは好調で、第13節を終えたリーグ戦では、日本代表FW古橋亨梧を擁するセルティックに勝ち点差「4」をつけて首位に立っている。
急きょ、指揮官を失ったレンジャーズは、すでに複数の後任候補をリストアップ。そのなかに、解任されたバルサと違約金を巡って争っているとされるクーマン氏も入っているという。なお、移籍のスペシャリストであるファブリツィオ・ロマーノ記者によると、現在オランダ1部フェイエノールトで指揮を執っているレンジャーズOBの元オランダ代表DFジオバンニ・ファン・ブロンクホルスト監督も、後任候補に挙がっているようだ。
ジェラード氏は、レンジャーズを10年ぶりのリーグ優勝に導いた英雄だった。しかし、シーズン途中でチームを放り出した形になり、現在はレンジャーズファンの怒りを買っている。果たしてクラブの首脳陣は、ファンの納得する指揮官を招聘し、リーグ連覇を達成できるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)