「堂安律がいない」 ベトナムでポピュラーな名字のアタッカー不在に現地メディア注目
2019年のアジアカップで「ドウアンはベトナム出身の選手なのか?」と注目
日本サッカー協会(JFA)は11月4日、11日のベトナム戦、16日のオマーン戦に向けた日本代表メンバー27名を発表した。10月に怪我で活動を途中離脱したMF堂安律は現時点で招集が見送られたなか、対戦国のベトナムメディアは堂安の不在に着目している。
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堂安は今季、9月11日のAZ戦(3-0)でゴールを決めるなど、リーグ戦5試合で1得点を記録。10月の日本代表活動にも招集されたが、練習中の怪我で途中離脱していた。
復帰に向けて調整を続けていたが、4日に発表された日本代表メンバー27名に堂安の名前はなかった。
ベトナムメディア「Báo Dien tu An ninh Thu do」は、「ベトナム人と間違えられたスターは、ベトナム戦にいない」との見出しで特集。2019年のアジアカップ準々決勝でベトナムと対戦した際、堂安という名字がベトナムではポピュラーなものであることもあり、ベトナム国内では、「ドウアンは、ベトナム出身の選手なのではないか?」という憶測が広がった背景に触れつつ、堂安の不在に言及している。
「堂安律は11月のW杯最終予選2試合で日本代表に復帰できなかった。23歳の堂安は日本代表の主力だが、先月、膝の怪我でシリーズを欠場した。11月末までに復帰の予定だったが、11月4日のヨーロッパリーグ・モナコ戦で途中出場した。しかし、11月の代表メンバーに堂安は指名されていない。森保一監督は他の選択肢を検討する必要がある」
堂安は4日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)第4節モナコ戦(0-0)で後半13分から途中出場。森保監督もメンバー発表の際に「追加招集も視野に入れて彼のコンディションを見ていきたい」「PSVとコンタクトを取りながら、ELを終えた後に判断したい」と語っていたが、今後どのような動きがあるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)