PSG、S・ラモスの契約解除を検討か 仏報道「優先順位が高いわけではないが…」
ふくらはぎの怪我で出遅れているラモス、初の国外挑戦で続く茨の道
スペイン代表DFセルヒオ・ラモスは今季開幕前にレアル・マドリードを退団し、大型補強を進めたフランスのパリ・サンジェルマン(PSG)に加入した。しかし、負傷の影響でいまだデビューを果たしていないセンターバックについて、フランスメディアはPSGが契約解除する可能性を報じている。
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ラモスは2005年からレアルに所属。在籍16年間で公式戦671試合に出場し、キャプテンも務めた。今夏に契約満了を迎えて去就が注目されていたなかで7月にPSGへの加入が決まった。
PSGはラモスのほかにも、バルセロナを退団したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、イタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマなどビッグネームを次々に補強してきた。しかし、ラモスはふくらはぎの負傷の影響で出遅れ、加入決定から4か月近くが経った今も新戦力の中で唯一デビューを果たしていない。
フランス紙「ル・パリジャン」はそんなスペイン人選手について、クラブは契約解除を検討していると報じている。昨季から度重なる負傷でコンディションが整わず、21年に入ってからわずか4試合しかプレーしていない状況だ。PSGは、このベテラン獲得が失敗だったと感じ始めているという。同紙は「優先順位が高いわけではないが、契約解除の可能性も全くないわけではない」と指摘している。
今夏の欧州選手権への参加も見送ったラモスは当初、9月にも復帰する見込みが報じられていた。しかし、その後もふくらはぎの怪我が再発するなどコンディションを取り戻すのに苦しんでいる。35歳で初めて選んだ国外挑戦だが、茨の道はまだ続きそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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