南野拓実は「ウイングではない」 リーグ杯の”得点シーン”から英指摘「強調するもの」

リバプールの日本代表FWの南野拓実【写真:Getty Images】
リバプールの日本代表FWの南野拓実【写真:Getty Images】

プレストン戦の先制ゴールシーンを踏まえ、現地メディアが"プレー位置"に見解

 リバプールの日本代表FWの南野拓実は現地時間27日のリーグカップ4回戦の英2部プレストン戦(2-0)に先発フル出場し、後半17分に3回戦のノリッジ・シティ戦(3-0)に続く今大会3得点目を決めた。リバプール専門メディア「リバプール・コム」は、この得点シーンを引き合いに、適正ポジションに見解を述べている。

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 リーグ戦ではいまだに出番がない南野だが、リーグカップでは2試合連続のスタメン。すると後半17分、ロングパスに抜け出したDFネコ・ウィリアムズが力強いドリブルで右サイドを突破しライン際からマイナス方向へクロス。ニアサイドに飛び込んだ南野が左足のジャンピングボレーで押し込み、ゴールネットを揺らした。

 この得点シーンについて、「リバプール・コム」は「南野拓実がシュートを打ったとき、ひとつ注目すべきことがあった。それは、中央のスタートポジションからのシュートだったことだ」と指摘。この試合、南野は4-3-3システムの左ウイングで出番を得ていたが、得点時には中央からゴール前へ侵入する動作を見せていたことから、さらにこう続けている。

「このゴールはクロップ監督にとって、南野の最高の仕事がピッチの中央で行われることを思い出させるものだっただろう。リバプールのフォワードは一般的に万能でなければならないが、このゴールは26歳の南野がウイングではないという事実を覆い隠すものではなく、むしろ強調するものだったと言えるだろう」

 南野の起用ポジションを巡っては、日本代表でもたびたび議論の的となるが、現地メディア上でも適正ポジションに対する見解が綴られていた。

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