UEFA、ドルトムント快勝のヒーローは香川 「一瞬で判断した」

 

芸術的な“ループ・アシスト”

 

 10月2日、UEFA(欧州サッカー連盟)が公式サイトで日本代表MF香川真司(25)のインタビューを掲載した。

「Kagawa on Immobile assist」(香川、インモビレへのアシストを語る)。UEFAはドルトムントのチャンピオンズリーグ1次リーグ第2戦、アンデルレヒト戦の3-0快勝の立役者として香川を選んだ。

 38秒の短いインタビューだが、香川は日本語でドルトムントの先制点となったインモビレへの芸術的な“ループ・アシスト”について語っている。

 UEFAが、欧州の視聴者向けに英語の吹き替えをかぶせており、香川の肉声は多少聞き取りにくくなっているが、香川が「シュートコースもあったので、最初はゴールも考えたが、味方が前にいるのが見えたんで、一瞬で判断した」と語り、トップスピードに乗った刹那に、シュートからアシストに切り替えた選択のプロセスを明かしている。

 香川はこれでドルトムント復帰以来、6戦して2度目のフル出場。この試合では先制点のアシストの他、2点目、3点目の起点ともなり、徐々に試合勘を取り戻して、かつての輝きも取り戻そうとしている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

 

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