「褒めるって素晴らしい」 長友佑都、イタリア語でJ副審のジャッジ”称賛”が話題

FC東京に復帰をしたDF長友佑都【写真:Getty Images】
FC東京に復帰をしたDF長友佑都【写真:Getty Images】

4144日ぶりの復帰戦で副審のジャッジをイタリア語で称えたシーンにJ公式注目

 FC東京へ11年ぶりに復帰した日本代表DF長友佑都は、18日にホームで行われたJ1リーグ第29節・横浜FC戦(4-0)にフル出場し、4144日ぶりの復帰戦を勝利で飾った。この試合中、副審のジャッジをイタリア語で称えたシーンにJリーグ公式ツイッターが注目すると、ファンからは様々な反応が寄せられている。

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 長友は2008年に、特別指定選手としてもプレーしていたFC東京に加入。日本代表にまで上り詰めるほどの活躍を見せると、10年夏のチェゼーナ(イタリア)移籍を皮切りに、インテル(イタリア)、ガラタサライ(トルコ)、マルセイユ(フランス)と海外クラブを渡り歩き、欧州で計11シーズンにわたってプレー。今年7月にマルセイユを退団後、9月12日に古巣FC東京への復帰が発表された。

 J1リーグ第28節の柏レイソル戦(0-1)で加入セレモニーを実施した長友は、続く横浜FC戦で早速スタメンで出場。左サイドバックに入ると、大雨が降りしきるなかで精力的にピッチを駆け回り、90分間の出場でチーム3位の走行距離11.134km、最多のスプリント21回をマークした。そんな試合で、長友が副審のジャッジに対してある反応を示したシーンが話題になった。

 後半35分、ピッチ手前側のタッチライン際をドリブルで前進した横浜FCのMFマギーニョに対し、長友が守備対応。コーナーフラッグ付近まで追い込みボールがゴールラインを割ると、副審はゴール方向に旗を上げ、ゴールキックのジャッジを下す。この判定に対し、長友は「ブラーボ! ブラーボ!」とイタリア語で副審のジャッジを称えた。

 このシーンを、お笑いコンビ「ペナルティ」のワッキーさんが、「今節のワッキーチョイス」の一つとして選出。これにJリーグ公式ツイッターも「FC東京 長友佑都選手が副審の判断にイタリア語で反応します」と綴って動画を投稿すると、ファンからは「長友らしいな」「もはや日本語よりもイタリア語の方が本人的にも楽なのでは?」「完全にイタリア語染み付いてて面白い」といった声のほか、「審判の良い仕事に対して選手が褒めるって、とても素晴らしい」「これ大事な事ですね」「こういったプレーはなんか嬉しくなる」と、その振る舞いを称える声も上がった。

 実況からも思わず「外国人ですね」との声が飛び出すほど、欧州仕込みの振る舞いを見せた長友。ピッチ上でのプレーはもちろん、試合中の行動でも話題を提供していた。

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