低迷ミランすら見放した不発の悪童バロテッリ 屈辱のリバプール帰還へ
今季1得点では買い手つかず…「カルチョメルカート・コム」報じる
2シーズン連続で不発に終わった“悪童”が、失意のうちにリバプールへ帰還することが決まった。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」は、今月30日でACミランとの期限付き移籍契約が終了する元イタリア代表FWマリオ・バロテッリが、7月2日に保有権を持つリバプールに復帰すると報じている。
中国企業グループへの株式売却交渉が決着するまでは選手補強が事実上の凍結状態にあるミランにおいて、来季の陣容は全てにおいて不確定というのが実情だとされているが、確実なのはミランからバロテッリが去ることであるという。
現状、来季の買い手がついていないバロテッリに対し、リバプールがクラブとしての来季のスタート日である7月2日に招集することは決まっているとした。
その一方で、その復帰は“形式上のもの”であるという。リバプールでは来季の戦力として計算されておらず、あくまでも次の買い手を探すために管理下に戻すと報じられている。昨季のプレミアリーグと今季のセリエAでそれぞれ1得点と完全なる不発弾となったバロテッリにとっては、屈辱的な扱いでのレンタルバックになる。
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