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「新たなチャンスを手に入れる」 鈴木優磨、シント=トロイデン監督の“許容”に現地言及
ホラーバッハ監督は復帰時期の明言こそ避けるも、チャンスを与えることを示唆
ベルギー1部シント=トロイデンのFW鈴木優磨は、移籍志願をしていたなかで、自らの態度の非を認めて謝罪し、戦列復帰が待たれる。ベルギーメディア「Voetbal Belgie」はベルント・ホラーバッハ監督のコメントとともに、「ユウマ・スズキが新たなチャンスを手に入れる」と伝えている。
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鈴木は2019年夏、鹿島アントラーズからシント=トロイデンに移籍。加入1年目に24試合で7ゴールを挙げると、昨季は34試合で17ゴールと大きく成績を伸ばし、存在感を示した。
シント=トロイデンとの契約が2年残るなかで、次のステップとしてセリエA移籍を望み、クラブ・ブルージュ、アンデルレヒト、フェネルバフチェからのオファーを拒否して機会を伺っていたとされるが、結局市場の閉幕までに交渉がまとまることはなかった。
鈴木は自らの態度の非を認めてチームに謝罪し、9月の国際Aマッチウィーク中に行なわれたドイツ2部デュッセルドルフ、ベルギー2部ウェステルローとの練習試合に途中出場。ウェステルロー戦では1ゴールを挙げた。記事では、ホラーバッハ監督のコメントを伝えている。
「スズキは今シーズン当初、我々を助けてくれなかったので、関係を断った。しかし、若い選手というのは過ちを犯すもの。彼はスタッフとチームに謝罪した。セカンドチャンスはあってもいい。私も選手としての経験があるからね。ただ、そのチャンスを掴めるかどうかは鈴木次第だ。私は彼に、『すべてを投げ出さなければならない』と伝えてある。彼もきっとそうするだろう。正直、デュッセルドルフ戦は難しかったが、ウェステルロー戦は良くなった」
13日にはリーグ第7節で日本代表FW鈴木武蔵が所属するベールスホット戦を控えるが、ホラーバッハ監督は「彼の復帰をいつと言うことは難しい」と明言を避けている。「チームにとって重要な存在になる可能性はある」とも語っているが、コンディションを上げ、再び信頼を取り戻せるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)