ミラン本田、20年まで契約延長へ 1得点3アシストでも使い勝手とマーケット要員として評価

伊メディア報じる 現行契約を3年間延長へ

 ACミランの日本代表FW本田圭佑が2020年6月まで契約延長になると、イタリア紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じている。

 同紙によると、本田の代理人である兄の弘幸氏とミランの強化責任者であるアドリアーノ・ガリアーニCEOが会談し、ミラン側が攻撃ユニットの中で土台になりえる存在だという評価を与えたことにより、現在の17年6月までの契約を3年間延長し、20年6月まで契約延長される見込みであるという。

 ミラン側は本田が攻撃的なポジションであれば、どの位置でもこなせることを評価。来季監督は未定だが、誰が指揮を執ったとしても、使い勝手のいい存在になるとの評価を与えているという。そして同時に、本田が日本をはじめとする東アジア地域でのマーチャンダイジングにおいても重要な存在であるとして、クラブ側は手元に置きたいとしている。

 現在、ミランは株式の70%を中国企業へ売却する交渉が進んでおり、その行方は必ずしも楽観的ではないとされている。しかし、本田は単年で100億円規模の赤字を出す火の車になった財政状況の中でもマーケット要員として貢献してきたことから、契約延長すべき存在だと評価されたようだ。

 

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