リバプールのクロップ監督、難敵と同居のCL抽選結果に言及 「笑ってしまったよ」
スペイン王者のアトレティコに加え、CL優勝経験のあるミランとポルトと同組
2021-22シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)組み分け抽選会が26日に行われ、リバプールはアトレティコ・マドリード(スペイン)に加え、ポルト(ポルトガル)、ACミラン(イタリア)と同組に入った。抽選の結果を受けて、ユルゲン・クロップ監督は「笑ってしまった」と明かしている。リバプール公式サイトがコメントを伝えている。
2018-19シーズンのCL王者となったリバプールだが、昨季はオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクら守備陣に負傷者が続出。それでもなんとかリーグ戦で3位に滑り込み、CLの出場権を獲得した。
「最もタフなグループ」「死の組」と評されるグループBだが、クロップ監督も「正直なところ、私も笑ってしまったよ。しかも、かなり大きな声でね。分かりやすくタフなグループだったからね。これはチャンピオンズリーグだから、欧州の最高のチームと対戦しなければいけないが、そのいくつかが同じグループに入ったのだからね」と、難しいグループに入ったことを認めた。
リバプールは2年前、ディエゴ・シメオネ監督の率いるアトレティコ・マドリードに敗れてCLで敗退。また、2018年と2019年に2年連続で決勝に進出した際は、いずれもポルトと対戦している。ある意味で、馴染みのある相手との対戦になったのだ。
「いつ以来か覚えていないが、ポルトとはすでに対戦しているから、彼らは待ち構えているだろう。私たちはアトレティコとACミランとも、歴史的な試合を繰り広げてきた。だから私たちのサポーターは楽しみにしているだろうし、もちろん私たちも楽しみにしている」
3シーズンぶりの欧州制覇を目指すことになるクロップ監督は、「難しいグループに入ったが、私たちは野心を持っているし、昨シーズンCLの出場権を獲得した時と同じようにハードワークをして、出場権を得るに値したことを示したい。そうやって試合を戦い抜きたいね」と、意気込みを語っている。
今季のグループステージ第1戦は9月の14日か15日に行われる。強豪が集まるグループBでも本命とされるリバプールだが、その前評判通りに決勝ラウンド進出を決められるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)