7年半ぶりJ復帰の大迫勇也、即スタメン起用に手ごたえ 「前3人がもっと脅威になれれば面白い」

今夏にヴィッセル神戸に加入した日本代表FW大迫勇也【写真:©VISSEL KOBE】
今夏にヴィッセル神戸に加入した日本代表FW大迫勇也【写真:©VISSEL KOBE】

23日のチーム合流から中1日で、武藤との2トップでスタメン出場

 今夏にヴィッセル神戸に加入した日本代表FW大迫勇也は、25日に行われたJ1リーグ第26節大分トリニータ戦でいきなり先発出場を果たし、3-1の勝利に貢献した。7年半ぶりに日本に復帰したストライカーは試合後のオンライン会見で、「新しいチームでサッカーをするのが楽しみ」と語った。

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 ドイツ1部ブレーメンを退団し、神戸に加入した大迫は、23日のチーム合流から中1日で迎えた大分戦に、同じく新加入の元日本代表FW武藤嘉紀との2トップでスタメン出場。三浦淳寛監督からは、合流した日の夜に先発を言い渡されたというが、自身も「(先発起用は)あるかなという感じはあった」と明かす。

 試合は前半2分に失点したなかで、持ち前のポストプレーでタメを作りながら、攻撃を牽引。前半44分には敵陣で相手を背負いながら縦パスを受けると、ゴール前の武藤に浮き球のパスを送り、相手のハンドからPKを獲得する起点となった。

 復帰初戦は後半31分でピッチをあとにしたが、隔離期間を経ての合流間もない実戦に「かなりしんどかったですよ(笑)」と振り返りつつ、「個人的には試合をすることでコンディションは上がる」とさらなる活躍を誓っている。

「これから日本の気候にも体が慣れていってくれると思うし、チームの助けになりたいと思うので、しっかりと結果を出せるように良い準備をしたい。チームメートの特徴を理解し切れていないなかでの試合だったので多少難しさはあったけど、距離感とか、プレーの感じも掴めたと思うのでので、新しいチームでサッカーするのが楽しみです。アンドレス(・イニエスタ)がボールを持った時に何か起きそうな気がするし、そこに僕とヨッチ(武藤)、ドウグラスだったり、前3人がもっと脅威になれればチームとして面白いと思うし、そうなっていかないといけない」

 この日の勝利で、1試合消化数が少ない神戸はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)圏内の3位に浮上。大迫、武藤、さらには今後合流する元スペイン代表FWボージャン・クルキッチと強力な陣容を擁する新生・神戸が猛威を振るうことになりそうだ。

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