英紙報じる　代理人「カルロスはミランでとても幸せだ」

　ACミランが、ウェストハムから届いたコロンビア代表FWカルロス・バッカに対する移籍金1500万ポンド（約23億円）のオファーを断ったことが明らかになった。英地元紙「ガーディアン」が報じている。

　ミランはバッカを昨季3000万ユーロ（約37億円）の移籍金でセビージャから獲得。今季はセリエA得点ランク3位の18ゴールを挙げたが、チームは7位に終わり、3年連続で欧州カップ戦出場権を逃した。

「ウェストハムから先週オファーが来たが、（ミランに）断られてしまった。だから、様子を見ないといけない。カルロスはミランでとても幸せだ。ビッグクラブでここまでエンジョイしているが、彼らは来季欧州のカップ戦に参加できない。これが問題になるかもしれない」

　バッカの代理人を務めるセルヒオ・ブリラ氏は、こう語ったという。来季欧州の舞台を逃したチーム状況から、バッカが移籍を希望する可能性は存在するという。トップクラスのタレントを補強する上で、欧州の舞台から遠ざかっているミランのブランド力は大きな痛手を受けている様子だ。