ミラン会長が身売り交渉中の中国に衝撃の発言 「かつて彼らは赤ん坊を食べていた。本当だ!」

伊メディアレポート イタリア首相時代の10年前も抗議を受けたが、謝罪せず

 ACミランの名物会長であり、暴言王としても知られるイタリア元首相のシルビオ・ベルルスコーニ氏が身売り交渉の取り引き相手である中国に衝撃的な暴言を吐いたことが物議を呼んでいる。地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」などのイタリアメディアが報じている。

 元イタリア首相という政治家としての顔も持つベルルスコーニ会長はミランの親会社「フィニンベスト社」の株式70パーセントを売却する交渉を中国人企業グループと進めている。企業グループには中国政府も関わっているとされるが、ローマ近郊オスティアでの政治集会でのスピーチを終えた後に国家間の大問題に発展しかねない発言をしたという。

「中国の共産主義者は、かつて彼らの赤ん坊を食べていた。本当だ!これは本当のことなんだ! 彼らは大家族で赤ん坊にミルクを与えるのに十分でないときに、ほかの赤ん坊を食べ物として分け与えたんだ。そんな彼らに私がミランを明け渡すと思うのかい?」

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング