わずか3日で売り上げ142億円 メッシ、「30番ユニ」が販売数100万枚突破で海外紙注目

【写真:AP】
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バルサデビュー年以来となる「30番」着用 世界中で飛ぶようにユニフォームが売れる

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは今夏、これまで一筋だったバルセロナを退団し、パリ・サンジェルマン(PSG)と2年契約+オプション1年の契約を結んだ。電撃移籍劇は大きな話題を呼んだが、メッシの新ユニフォームが飛ぶように売れているという。アルゼンチン紙「Ole」が取り上げている。

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 昨季限りでバルセロナとの契約が切れたメッシは当初、年俸50%カットを受け入れてクラブと再契約を結ぶ予定だった。しかし、バルセロナはサラリーキャップ超過と抱える債務問題でメッシの高額年俸を払えず、一転して退団を発表。メッシは8日に本拠地カンプ・ノウで涙の退団会見を実施すると、その2日後にはパリへ飛び、PSGと1年延長オプション付きの2年契約を結んだ。

 PSG加入会見で「夢はもう一度(UEFA)チャンピオンズリーグで勝つこと」と抱負を語っていたメッシ。フランス代表FWキリアン・ムバッペ、ブラジル代表FWネイマール、同じく新加入のスペイン代表DFセルヒオ・ラモスとの共闘に注目が集まるが、早くも新天地でもたらしている経済効果は大きいようだ。

「Ole」紙によれば、メッシの「30番」のユニフォームは、パリのPSGオフィシャルストア、日本、アメリカなどの30店舗、オンラインストアで販売されているが、展開からわずか3日で販売数が100万枚を突破したという。1枚110ユーロ(約1万4200円)、単純計算でも売上は142億円にのぼる。記事では、「ブームは止まらない」と“メッシ・フィーバー”を伝えている。

 メッシはバルセロナのトップチーム昇格後、「30」→「19」→「10」と背番号を変え、30番を背負うのは17年ぶり。ネイマールが10番を譲るという申し出を辞退し、新人時代に着けていた「30番」を選択したとされている。

 PSGは現地時間14日、日本代表GK川島永嗣が所属するストラスブールとのホーム開幕戦を迎える。

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