「異次元プレーヤー3傑」を名古屋DF丸山が選出 衝撃を受けた“化け物級”FWとは?

中村憲剛のパスセンスに脱帽「ここは来ないな、と思ったところに来る」

 受け身の対応を常に迫られるというのはDFにとってなんとも厄介極まりないものだ。丸山はそういった感覚を昨季引退した中村憲剛からも感じたという。

「中村憲剛さんも1対1というよりは、隙を与えれば僕らの裏にパスを通してくるので、そういった一発で裏を狙ってくるパスにはすごく注意をしなければいけない相手でした。それでもやられてしまったこともあります。ここは来ないな、と思ったところにパスが来る。そういう感じでいろいろなところに通せるパスを持っていて、味方にとっては一番良いところ、相手にとっては一番嫌なところを狙ってくる選手なんです」

 直接対峙するFWよりも、その前段階で怖さを出してくる選手のほうが印象が強いとは、丸山という選手の戦術眼の高さを感じさせるところではないか。FWとの駆け引きやバトルを繰り広げながら、同時に相手の攻撃全体とも勝負をしている。体も頭も相当に疲れそうな激務だが、「それもまたサッカーの面白さですよ」と言えるのは、彼もまた上質なプレーヤーである証拠だろう。丸山を中心に個の局面、そして試合全体の展開を見ていくことで、試合観戦の新たな扉が開きそうな予感。なおのこと、彼の復帰が待ち遠しくなった。

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今井雄一朗

1979年生まれ。雑誌社勤務ののち、2015年よりフリーランスに。Jリーグの名古屋グランパスや愛知を中心とした東海地方のサッカー取材をライフワークとする。現在はタグマ!にて『赤鯱新報』(名古屋グランパス応援メディア)を運営し、”現場発”の情報を元にしたコンテンツを届けている。

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