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ミラン本田の来季に暗雲? エンポリから指揮官&司令塔の”セット移籍”の可能性が浮上
今季エンポリを残留に導いたジャンパオロ氏招聘の可能性を、伊紙が報じる
中国の企業グループへの株式売却問題の渦中にあるACミランの来季指揮官に、エンポリの監督を退任したマルコ・ジャンパオロ氏が急浮上している。また、その際にはミランから離れてエンポリに移籍したMFリッカルド・サポナーラが帰還する可能性も同時に浮上した。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。
ジャンパオロ氏は、今季1年契約でエンポリの指揮官に就任し、チームを残留に導いた。しかし、衛星放送局「スカイ・イタリア」のインタビューに対し「ビッグクラブで指揮を執る野心がある」と応え、契約延長に応じることなく退任していた。それにより、ミランの新監督として招聘される可能性が浮上している。
また、そこにはミランにとって望外の副産物があるという。それは、司令塔であるMFサポナーラがセットで付いてくる可能性だ。サポナーラは2013年1月にエンポリからミランに移籍。だが、ミランでは出場機会を手にできず、15年1月に古巣へと期限付き移籍で復帰。エンポリは400万ユーロ(約5億2000万円)の移籍金で、完全買い取りオプションを行使していた。
しかし、そこからサポナーラは才能を開花させた。今季の開幕前にはユベントスとナポリが争奪戦を繰り広げたともされ、市場価値が高騰。それでも、ミランはエンポリへの移籍成立時にサポナーラが次の移籍をする際、移籍金の30%を手にできる契約を結んでいるため、実際には他クラブと比較して70%の値段で購入することができる。現状、500万ユーロ(約6億5000万円)があればサポナーラを獲得できる見込みだとしている。
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