C・ロナウドの将来は「ムバッペ次第」 ユーベ“退団希望”も去就不透明と海外紙指摘
移籍先にPSGや古巣レアルが浮上、ムバッペの去就次第で動くか
ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは今夏のユベントス退団が噂されているが、スペイン紙「AS」はその去就はパリ・サンジェルマン(PSG)でプレーするフランス代表FWキリアン・ムバッペの同行次第になると報じた。ロナウドの移籍先にはPSGと古巣レアル・マドリードが浮上している。
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ロナウドは昨季セリエAの得点王に輝くなど安定した活躍を続けているが、一方で開幕前にアンドレア・ピルロ監督を招聘した9連覇中のチームは序盤から不振に陥り、優勝争いから脱落。結果、インテルにリーグタイトルを明け渡し、10連覇の偉業は達成できなかった。エースのロナウドに対する批判も相次いだ。
そんなロナウドは、今夏にユベントスからの退団を望んでいるという。その意思は半年前から一貫しており、新シーズンに向けてすでにチームに合流した今でも変わっていないという。スペイン紙「AS」は、ロナウドは「イタリアでの生活に終止符を打つ時が来たと感じている」と報じている。
移籍先としては古巣のレアルやマンチェスター・ユナイテッド、フランスで最も資金力を持つPSGなどの名前が挙がっている。そうしたなかで、同紙はロナウドの将来は「ムバッペにかかっている」と伝えている。
周知の通り、レアルの今夏トップターゲットはムバッペで、同クラブのフロレンティーノ・ペレス会長は今夏の移籍市場が閉まるその瞬間まで22歳のストライカー獲得に固執すると見られる。ムバッペは契約のラストシーズンとなる今季はPSG残留が確実との見方も強まっているが、もしレアル入りが決まれば、PSGはロナウドの獲得に動くという。
一方で、ムバッペがPSGに残留したケースでは、ロナウドのレアル行きの可能性が残ることになる。レアルの計画は「ムバッペ・オア・ナッシング」とも言われているなかで、36歳のポルトガル代表FWはカルロ・アンチェロッティ監督の復帰によって再び自分に手が差し伸べられることを期待していると「AS」紙は指摘した。ロナウドはアンチェロッティ監督を「素晴らしい監督で、世界最高で最も重要な人物の1人」と絶賛している。
トリノに別れを告げたいロナウドだが、移籍先の選択肢はムバッペの動向次第となるようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)