アトレチコ闘将が来季インテル長友の指揮官に!? チェルシーが獲得狙うエースとともに今夏流出か
毎年のように主力を引き抜かれる”草刈り場”
シメオネ監督就任と同時にアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ(現マンチェスター・シティ)、元ウルグアイ代表FWディエゴ・フォルラン(現ペニャロール)がチームを去り、その後もコロンビア代表FWラダメル・ファルカオ、悪童FWジエゴ・コスタ(ともに現チェルシー)、昨夏にはトルコ代表MFアルダ・トゥランまでバルセロナに引き抜かれた。こうした経緯があるだけに、グリーズマンも今夏の移籍市場で狙われることは間違いないと、同紙は指摘している。
そしてチームを鼓舞し続けたシメオネ監督も例外ではない。同紙によると指揮官が現役時代にプレーした経験があり、長友の所属するインテルも候補になっているという。今季のインテルはロベルト・マンチーニ監督が率いて4位に入ったものの、来季CL出場権は逃した。この現状を打破するためにはシメオネ監督の闘魂注入を必要とするかもしれないとしている。
試合後の会見でシメオネ監督は、「自分の去就については考えている、と言うだけだ」と今後に含みを持たせている。無尽蔵のスタミナで知られる長友とシメオネ監督の相性は非常に高そうだが、アトレチコにとってみれば闘将が去るのは死活問題となる。果たして欧州屈指の指揮官として急成長を果たしたエースは、今夏にマドリードの地を去るのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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