アトレチコ闘将が来季インテル長友の指揮官に!? チェルシーが獲得狙うエースとともに今夏流出か

 

CL決勝で敗退も評価を高めるシメオネ監督とグリーズマン 来季去就が不透明に…

  アトレチコ・マドリードは28日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝で、レアル・マドリードとPK戦にもつれこむ死闘を演じ敗れたが、フランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン、そしてチームを率いるディエゴ・シメオネ監督の評価は高まっており、来季去就が定かではないという。特に世界屈指の組織的なチームを構築した闘将には、日本代表DF長友佑都が所属するインテルが関心を示していると、スペイン紙「AS」が報じている。

 2年前と同カードとなったCL決勝、アトレチコはゲーム序盤こそ硬さが見えて前半15分に先制点を許したものの、それ以降は真骨頂の連動したプレスを徐々に発揮。後半34分に途中出場のMFカラスコが同点弾を挙げると、一気にレアルを押し込んだ。クラブのアイドルである元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスもゴールに迫ったが、青息吐息のレアルにPK戦へと持ち込まれ、3-5と敗戦。雪辱を果たせなかった。

 驚異的な粘り腰と規律の高さを見せつけたアトレチコはサッカーファンに感動を与えたが、中心選手と闘将が今季限りでチームを去る可能性を否定できないと同紙は伝えている。グリーズマンはロマン・アブラモビッチ会長率いるチェルシーが以前から目をつけており、最終ラインを統率するウルグアイ代表DFディエゴ・ゴディンとのダブル獲りを目論んでいるという。

 資金面でレアル、バルセロナといったスペイン二大巨頭に大きく引き離されるアトレチコは、これまでも“草刈り場”となり、シメオネ体制になってからの5年間でチームを去った選手にはビッグネームが並ぶ。

 

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