「ああ、お母さん…、と言うしか」 CL決勝レアル戦でPKを外したアトレチコのエースが男泣き
後半開始直後に訪れたPKのチャンスでグリーズマンのシュートはバー直撃
アトレチコ・マドリードのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンが悲劇を味わった。レアル・マドリードとのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝で訪れたPKの大チャンスをクロスバーに当ててしまった。試合後、「蹴りたかったところから数センチだけズレてしまった」と、痛恨のミスを嘆いている。スペイン紙「AS」が報じた。
前半15分、スペイン代表DFセルヒオ・ラモスがオフサイドポジションに見えながらも先制弾を決め、レアルに先手を許した。しかしその後グリーズマンは何度かフィニッシュまで持ち込み、アトレチコに流れを引き寄せようと必死にプレーした。
そして闘将ディエゴ・シメオネ監督は後半開始時点でMFアウグスト・フェルナンデスに代えてMFカラスコを投入。FWフェルナンド・トーレスを最前線に据える4-1-4-1に変更すると、いきなり交代策がハマる。同1分、グリーズマンのパスを受けようとしたトーレスがペナルティーエリア内でレアルDFペペに倒され、主審はPKの判定を下した。
このチャンスでPKキッカーを託されたのは、今季リーガでチームトップの22得点を挙げたグリーズマンだった。しかし、背番号7がゴール中央に蹴ったキックはクロスバーに跳ね返されてしまう。グリーズマンは昨年10月に行われたリーガ第7節のマドリードダービーでもPKを外しており、2度目の失敗となった。
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