古橋亨梧の「能力に疑いがない」 名門セルティックOBが絶賛「彼を待ち切れない」
OBマカベニー氏、今夏加入の古橋へ期待の眼差し 「合流は早ければ早いほど良い」
今月16日にスコットランドの名門セルティックへの完全移籍が発表された日本代表FW古橋亨梧は、まだクラブに合流していないものの、周囲からの期待値は高まっている。現在、プレシーズンを過ごしているセルティックだが、31日のスコティッシュプレミアリーグの開幕を控え、23日に行われたウェストハムとの親善試合では2-6と大敗を喫した。そんななか、クラブOBの元スコットランド代表FWフランク・マカベニー氏は、「今、彼が必要だ」と合流を待ち望んでいる。英サッカー専門サイト「フットボール・インサイダー」が報じた。
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セルティックと4年契約を結んだものの、現在は隔離措置でチームに合流できていない古橋。ヴィッセル神戸時代の同僚であったMFアンドレス・イニエスタも、「問題なくヨーロッパにステップアップできる選手」と評価したアタッカーは、同クラブにおいてMF中村俊輔、MF水野晃樹に続く3人目の日本人選手として、大きな期待を集めている。
そんななか、クラブOBのマカベニー氏は古橋について「彼の合流は早ければ早いほど良い。聞こえてくる前評判の半分でもやってくれれば、嬉しくなるよ。彼は(神戸のファンにも)愛されていた。日本でも大きな存在であり、ユニフォームの販売でも貢献してくれるはずだ。かつては中村がそうだった」と、期待の眼差しを向けた。
さらに同氏は、「最も重要なのはそこ(ユニフォームの売り上げ)ではない。それも多少は必要だが、彼は上等なサッカー選手のようだ。能力には疑いがない。彼を見るのが待ちきれないよ。私たちには、今すぐに彼が必要だ。最近の結果が、このようだと特にね」と語り、プレシーズンで結果の出ないチームの起爆剤としての期待も述べた。
セルティックのレジェンドとなった中村の現地での活躍もあり、日本人アタッカーにかかる期待は大きなものになっているはず。FC岐阜でスタートさせたプロキャリアで、確かなステップアップを示している古橋は、初の欧州挑戦でどのような結果を残せるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)