「恐ろしい間違い」 GKが痛恨トラップミス、悲劇の“股抜き”オウンゴールに海外注目

コロラド・ラピッズのアメリカ代表GKウィリアム・ヤーブロー【写真:AP】
コロラド・ラピッズのアメリカ代表GKウィリアム・ヤーブロー【写真:AP】

MLSで生まれた珍事、コロラドGKヤーブローがバックパスの処理を誤り失点

 米MLS(メジャーリーグサッカー)で、GKの痛恨ミスによるオウンゴールが生まれ、話題を呼んでいる。コロラド・ラピッズのアメリカ代表GKウィリアム・ヤーブローが、味方からのバックパスを左足でトラップしようとするも、かかと付近に当たってしまい、ボールは無情にも自軍ゴールの中へ。この衝撃のオウンゴールに海外メディアが反応しており、「恐ろしい間違いを犯す」と悲劇を伝えている。

 舞台となったのは、現地時間24日に行われた敵地レアル・ソルトレイク戦(0-3)だ。前半14分、ビルドアップするコロラド・ラピッズは、自陣右サイドからGKヤーブローへバックパス。相手も全くプレッシャーをかけにきていない状況で、焦る必要のないシーンだったが、ヤーブローはボールから目を離して次のパスコースを探していたのかもしれない。左足でボールを止めようとするがインサイドに正確に当たらず、かかと付近に当たってしまう。

 ボールは“股抜き”のような形となり自らの後方に流れると、32歳守護神は慌てて戻り右足裏でボールを止めるも時すでに遅し……。ゴールラインを越えており、ヤーブローのオウンゴールとなってしまった。

 この衝撃の珍プレーに海外メディアも反応。メキシコ紙「レコルド」は「馬鹿げたオウンゴール」と綴り、先の欧州選手権(EURO)でスペイン代表GKウナイ・シモンが犯したミスとよく似ていると指摘している。また、スポーツ専門局「ESPN」オランダ版公式ツイッターも「コロラド・ラピッズのGKウィリアム・ヤーブローが恐ろしい間違いを犯す」と記している。

 この1点で流れを悪くしたチームは、最終的に0-3と完敗。ヤーブローにとっては悔やんでも悔やみきれないミスになってしまった。

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