イブラ代理人がマンU移籍決定を否定 「最終的には全員が驚きに包まれる」

カリスマの確定事項は現役続行のみ

 去就問題が大きな話題になっている今季限りでパリ・サンジェルマンを退団したスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチについて、代理人のミノ・ライオラ氏がサプライズを予告している。スウェーデン地元紙「Expressen」が報じている。

 ACミランの悪童FWマリオ・バロテッリや現ニューヨーク・シティFCのMFアンドレア・ピルロなど、イタリア絡みで高額年俸の選手たちを多く顧客として抱え、剛腕の代理人として知られるライオラ氏は、オレ様ストライカーの未来について語った。

「イブラの将来はまだ決まってはいない。なぜ、誰もがユナイテッドに決まったかのように話すか理解できない。最終的には、あなたたち全員が驚きに包まれるのを見ることになると思っている。我々のところには、プレミアリーグや他のヨーロッパのクラブからいくつかのオファーが届いている。だが、焦ることはない。プロジェクトを評価するところからだ」

 2008年にインテルで共闘したジョゼ・モウリーニョ氏が新監督に就任するマンチェスター・ユナイテッドへの移籍が濃厚だとされてきた。イブラ自身も記者会見で「プレミアとイタリア、欧州外から正式オファーが来ている」と認めたが、マンUからのオファーについては「ムフフ。様子を見よう」と語るにとどまった。

 イブラのユナイテッド移籍は秒読み段階と報じられる中、代理人はまだ去就が決まっていないことを強調している。ライオラ氏が得意とするクラブ同士を競争させる年俸引き上げ作戦とも取れるが、それでもサプライズ予告は気になるところだ。

 

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