リバプールの「プレシーズン注目5人」を海外選出 3位に南野「クラブは今夏放出も…」
新加入DFコナテ、エースFWサラーらとともに海外メディアが紹介
日本代表MF南野拓実は昨夏に続き、リバプールで2度目のプレシーズンキャンプを過ごしている。2020-21シーズンの後半戦、サウサンプトンに期限付き移籍した南野にとっては重要な時間となっているが、海外メディア「Sportskeeda」は「プレシーズンで注目すべきリバプールの5選手」の3位にクラブ史上初の日本人MFの名前を入れている。
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2シーズンぶりのプレミアリーグ制覇を目指すリバプールは現在、オーストリアでトレーニングキャンプを行っている。すでに3試合のプレシーズンマッチを行ったリバプールは、オーストリアのヴァッカー・インスブルック戦は1-1で引き分け、ドイツ1部シュツットガルト戦とマインツ戦はともに1-0で勝利。南野は3試合ともに途中出場した。
記事では昨シーズン、負傷者が相次いだ最終ラインの選手として新たに獲得したフランス代表DFイブラヒマ・コナテを5位で紹介。そして4位には、2014年から所属しているベルギー代表FWディボック・オリギを取り上げた。「2019年のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)でヒーローとなる活躍を見せたが、それ以外では26歳はアンフィールドでの7年間で特に記載すべきことはしていない」とやや痛烈に記し、「来たるシーズンは、クラブでキーマンになるラストチャンスになりえる」と結んだ。
続いて3位で紹介された南野も、それに似たニュアンスと言える。「南野拓実は2020年1月にザルツブルクからリバプールに加入。その数カ月前、リバプールと対戦したCLの2試合は完璧なオーディションとなった。しかし、アンフィールドに来てからはプレー時間を得られず。昨シーズンの後半はサウサンプトンへレンタル移籍し、問題解決に務めたが、クラブの首脳は今夏の放出も容認している」としている。そして「プレシーズンで前向きなパフォーマンスを見せれば、ユルゲン・クロップ監督の考えを変えることにつながり、リバプールでの未来を守ることにつながるだろう」と活躍を促した。
2位には18歳の逸材MFハーヴェイ・エリオットが入り、すぐにリバプールで戦力となれるかが見極められるとしている。そして1位にはチームのエースであるエジプト代表FWモハメド・サラーが、タイトル奪還に向けてどれだけの状態かを見るべきと報じている。
勝負のプレシーズンを過ごしている南野。自らの実力を示し、チャンスを広げることができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)