「アンデルレヒトが求めている選手」 J1神戸エースFWの去就動向に海外メディア注目

神戸FW古橋亨梧【写真:井上智博】
神戸FW古橋亨梧【写真:井上智博】

FW古橋亨梧に欧州移籍オファー、去就動向に海外指摘「準備ができている」

 J1ヴィッセル神戸の日本代表FW古橋亨梧に欧州クラブから獲得オファーが届いていることが、日本の一部メディアの報道により判明した。新天地候補の一つとしてベルギーの名門アンデルレヒトの名前が挙がっているなか、現地メディアは去就動向に注目し、「ヨーロッパへの移籍の準備ができているようだ」と動向に注目している。

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 古橋は興國高校から中央大学を経て、2017年にFC岐阜(当時J2)へ加入。翌年8月に神戸への移籍を果たすと、自慢の快速と攻撃力を武器に台頭し、加入2年目のリーグ戦で10得点(31試合出場)をマークした。その年の11月には日本代表へ初選出され、国内屈指のアタッカーへと成長。今季のリーグ戦ではここまで得点ランキングトップの14得点をマークし、6月23日の横浜FC戦(5-0)ではJ1リーグ初のハットトリックを達成するなど、国内での評価を高めている。

 文字通り、エースとしての地位を確立しているなか、日本の一部メディアの報道により、アンデルレヒトとオランダの名門PSVアイントホーフェンから獲得オファーが届いていることが判明。この一報にベルギーメディアも注目し、「Voetbalkrant」は「アンデルレヒトは日本で新しいストライカーを手に入れる? トーマス・フェルマーレンのチームメイトにオファー」と見出しを打ち、神戸で共闘する母国の代表選手を引き合いに出しながら去就動向に触れている。

 同メディアは、古橋を「アンデルレヒトが求めているスピードと俊敏性を兼ね備えた選手」と指摘。一昨年にもオランダのフローニンゲン、AZから誘いを受けながらも、神戸残留を決断した背景を踏まえつつ、記事では「今回は、ヨーロッパへの移籍の準備ができているようだ」と、現在26歳の古橋が欧州移籍を決断する可能性が高いことも綴っている。

 Jリーグからはすでに、MF田中碧(川崎フロンターレ→デュッセルドルフ/ドイツ)、MF川辺駿(サンフレッチェ広島→グラスホッパー・チューリッヒ/スイス)、MF伊藤洋輝(シュツットガルト/ドイツ)の海外挑戦が決まっているが、古橋もここに続くことになるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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