バルサの今季最終戦で負傷したスアレス 交代直後の涙が意味するものとは

国王杯決勝の後半7分に起きたアクシデント

 バルセロナは22日のスペイン国王杯を延長戦の末に2-0でセビージャに勝利したが、今シーズン八面六臂の活躍を見せたウルグアイ代表FWルイス・スアレスが、シーズン最終戦で負傷交代の憂き目にあった。スペイン紙「AS」は、涙を浮かべてピッチを去ったと伝えている。

 今季リーガで40得点を挙げるなど、「MSNトリオ」のなかで一番ゴールを量産したスアレスは、この日もゴールを期待された。しかし前半37分にDFハビエル・マスチェラーノが相手選手を引き倒して退場となり、1人少ない状況となったバルセロナはスアレスを生かすパスを送り込めない。

 そして後半7分、DFジェレミー・マテューの左サイドからのロングボールに反応したプレーでアクシデントが起こった。スアレスは鋭い動き出しで相手最終ライン裏へと抜け、右足を目いっぱい伸ばしてトラップを試みた。しかしその際にハムストリング裏を伸ばしすぎ、明らかに足を引きずり、数分後にはピッチに突っ伏して顔を覆った。

 シーズン最終盤で発生した無念の負傷交代。同紙によると「スアレスはベンチに達した瞬間、動揺した表情を浮かべたのち、涙を浮かべた」と、その状況を説明している。

 

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