スペイン名門でプレーする20歳大澤雅士 U-20フットサル日本代表“初合流”で放った輝き

現在スペインでプレーしているU-20フットサル日本代表候補FP大澤雅士【写真:勝又寛晃】
現在スペインでプレーしているU-20フットサル日本代表候補FP大澤雅士【写真:勝又寛晃】

2年前に飛び級参戦でU-20アジアMVPを獲得、現在はエルポソのBチームに在籍

 U-20フットサル日本代表候補は6月23日に、静岡・浜松でのトレーニングキャンプの最終日を迎え、Fリーグ・ディビジョン2のアグレミーナ浜松とトレーニングマッチを行った。今合宿で最大の注目は、現在スペインでプレーしているFP大澤雅士が合流したことだ。

 大澤は2年前に開催されたAFC U-20フットサル選手権イラン2019のU-20日本代表にも飛び級で選出され、チームの優勝に貢献しただけでなく、大会MVPにも選出された。この大会での活躍が評価された大澤は、スペイン1部リーグのエルポソ・ムルシアからオファーを受ける。スペイン1部リーグは、サッカーと同じように3つの強豪クラブがある。エルポソはその一つで、サッカーの3強でいえばアトレティコ・マドリードのようなクラブだ。

 それだけの名門クラブであるため、所属選手は各国の代表選手が揃っている。U-20フットサル日本代表として活躍した大澤は、20歳前後の選手が中心となるエルポソのBチームに所属することとなり、スペイン2部リーグのピッチに立った。そして海外挑戦1年目ながら、13試合に出場して2得点という記録を残している。

 その大澤の世代であるU-20日本代表は、昨年から活動を開始したが、海外でプレーしていた大澤は一度も参加できていなかった。今回、スペインのシーズンが終わって帰国していたこともあり、初めて同年代のU-20日本代表候補合宿に参加することができた。

 初めて一緒にプレーする選手ばかりだった大澤は、試合中も互いの特徴を探りながら、連係面を高めていった。そして、2年前にもU-20日本代表で一緒にプレーしているFP毛利元亮と一緒に出場した第3ピリオドで、勝負強さを見せる。U-20日本代表が4-2とリードをしているなか、浜松がキックインでバックパスを出す。そこに毛利がプレッシングをかけてボールを奪い、相手と入れ替わりシュートを放つ。これはGKに弾かれたが、ボールはしっかりと詰めていた大澤の前に転がる。大澤はボールを確実にネットに蹴り込み、この日のU-20日本代表候補のラストゴールとなる5点目を決めた。

 来シーズンもスペインでプレーする大澤は、試合後に「結果的に勝つことができました。攻撃面ではチームでやろうとしていた形からのゴールやセットプレーのゴールがあったのはポジティブな部分ですが、失点の部分では個々での課題が多かったので、ここからチームに戻り、レベルアップしたいと思います」と、さらなる飛躍を誓った。

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