ムバッペ、PSG退団希望? 仏記者が断言、クラブの「プロジェクトを信じていない」
フランス人記者の発言が話題「私はムバッペが退団を望んでいることを知っている」
パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペは、今夏の移籍マーケットで去就が最も注目される選手の1人だが、スペイン紙「マルカ」は「ムバッペのPSGでの将来に疑問」との見出しを打って報じ、今夏の移籍の可能性が高まっていることを報じた。ムバッペはPSGのプロジェクトを信頼していないという。
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ムバッペは2022年6月までとなった契約の延長についてPSGと交渉中だと伝えられているが、いまだに進展した様子はなく、レアル・マドリードなどへの移籍の噂が絶えない。
そうしたなかで、フランスのテレビ局「RMCスポーツ」のジャーナリスト、ダニエル・リオロ氏によれば、移籍問題は複雑な状況だが、ムバッペにPSG残留の意思はないとしている。ムバッペはレオナルドSDが思い描くPSGのプロジェクトに疑念を抱いているようだ。
「私はムバッペが退団を望んでいることを知っているが、まずは彼にお金を支払えるだけの資金を持ったクラブを見つけなければならないので複雑な状況だ。
この選手(ムバッペ)はレオナルドのプロジェクトを信じていない。もし今夏に退団しなければ、来年にはフリーになる。ドーハ(PSGのオーナー陣)ではそんな話は聞きたくないはずだ。
もしムバッペが退団の意思を表明すれば、彼はクラブを探さなければならず、PSGも代役を探さなければいけない。だが、このニュースで言えることは、ムバッペがPSG残留を望んでいないということだ」
記事によれば、ムバッペ獲得を熱望しているレアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長はPSGとの友好的な関係を崩さないために慎重な姿勢だが、今夏に獲得にトライする可能性が指摘されている。次期バロンドール最右翼とも目されるスターの移籍は今夏に実現するのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)