「いまだワールドクラス!」 イニエスタ、相手2人無力化の“フリックパス”を海外称賛

神戸MFイニエスタ【写真:井上智博】
神戸MFイニエスタ【写真:井上智博】

福岡戦でFWドウグラスとのワンツーパスを成功させた極上パスに海外熱視線

 ヴィッセル神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、J1リーグ第18節アビスパ福岡戦で決勝ゴールを挙げ、2-1の勝利に導いた。イニエスタはゴール以外にも見せ場を作り、華麗技からの連係に海外メディアも「いまだワールドクラス!」と称賛している。

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 J1リーグは代表活動による中断を経て、約3週間ぶりに再開。神戸は福岡とのアウェー戦に臨むと前半2分、DF酒井高徳からの右クロスをFW古橋亨梧が胸で押し込み先制する。同19分に同点ゴールを許したものの、1-1で迎えた後半35分にPKを獲得。これをイニエスタがゴール右へと蹴り込み、神戸が2-1で勝利した。

 今季リーグ戦初ゴールを決めたイニエスタは、技術でも魅せた。前半終了間際、敵陣中央でMF山口蛍から縦パスを受けると、すかさず後方へフリックパス。相手2人のマークを無力化するとFWドウグラスとのワンツーパスを成功させ、ゴール前に走り込もうとしたドウグラスへラストパスを供給した。

 ゴールにはつながらなかったものの、イニエスタによる極上級の技から生まれた華麗な連係プレーに、衛星放送「スカイ・スポーツ」オーストリア版も「いまだワールドクラス! イニエスタからこのパス」との見出しで称賛。決勝PKに関しても、「アンドレス・イニエスタの今季リーグ戦初ゴールは、ヴィッセル神戸がアビスパ福岡に対して勝ち点3を獲得させるのに十分だった」と伝えていた。

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