ガットゥーゾ監督、就任からわずか23日で退任 フィオレンティーナは「監督探しに着手」と声明

フィオレンティーナと契約解除したガットゥーゾ氏【写真:ロイター】
フィオレンティーナと契約解除したガットゥーゾ氏【写真:ロイター】

17日、双方合意で契約解除

 セリエAの名門フィオレンティーナは17日、新シーズンの監督に就任したばかりのジェンナーロ・ガットゥーゾ新監督と双方合意で契約解除したことを正式発表した。

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 イタリアメディアの報道では、ガットゥーゾ監督とクラブは空中分解の危機にあった。ロッコ・コンミッソ会長、クラブマネージャーのジャンカルロ・アントニョーニ氏、ガットゥーゾ監督の間には緊張が走っているとされ、移籍市場における補強方針に違いにあり、ガットゥーゾ監督が要求するターゲットが自身の代理人でもあるジョルジュ・メンデス氏と契約する選手であることも影響しているとされていた。

 そして、5月25日の監督就任からわずかに23日目、フィオレンティーナは「相互の合意により、以前の合意を継続しないこと、したがって次のサッカーシーズンを一緒に開始しないことを決定した」と発表するに至った。

 そのうえで、フィオレンティーナは「フィオレンティーナとフィレンツェ市にふさわしい結果に向け、チームを導く監督探しに着手した」とし、新監督の選定がこれからであることを明らかにした。

 ガットゥーゾ監督は、昨季までナポリを率いたがUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃し解任。今季は紫の名門フィオレンティーナでのチーム作りが注目されたが、フリーの立場になることが決まった。そして、すでにクラブは空中分解を始めている模様だ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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