フィオレンティーナ、首脳部に空中分解の可能性 ガットゥーゾ新監督が早くも辞任か
ガットゥーゾ新監督、クラブマネージャーのアントニョーニ氏に退団の可能性が浮上
イタリアの名門フィオレンティーナで、新シーズンに向けて就任した“闘犬”が、早くも辞任する可能性が浮上している。イタリアメディア「フットボール・イタリア」などが報じている。
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フィオレンティーナは昨季限りでジュゼッペ・イアキーニ監督が退任。現役時代にACミランやイタリア代表の中盤で奮闘し、ナポリの監督を退くことになったジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の就任が発表されていた。
しかし、すでにロッコ・コンミッソ会長、クラブマネージャーのジャンカルロ・アントニョーニ氏、ガットゥーゾ監督の間には緊張が走っているという。移籍市場における補強方針に違いにあり、ガットゥーゾ監督が要求するターゲットが自身の代理人でもあるジョルジュ・メンデス氏と契約する選手であることも影響しているようだ。
ガットゥーゾ監督は、移籍市場でチームが適切に改善されることを確証したかったため、オファーを受け入れる前に迷いがあったという。一方で、クラブのレジェンドでもあるアントニョーニ氏も、6月末で満了する契約を延長しておらず、減俸提示に難色を示して退団する可能性が急浮上している。
場合によっては、ガットゥーゾ監督とアントニョーニ氏の両者が辞任してクラブ首脳部が完全に空中分解する可能性も浮上してる。名門フィオレンティーナをめぐるトラブルは、どのような形で終息するのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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